世界株式は右肩上がり?過去データから長期リターンの推移を整理する
世界株式は本当に増え続けているのでしょうか?
資産運用の話で、
「世界株式は長期で右肩上がり」
という表現を目にすることがあります。
ただ、
- 実際にどのように増えてきたのか
- どの程度のペースで伸びているのか
まで整理して見る機会は多くありません。
ここでは、世界株式の代表的な指数である
👉 MSCI World Index
の長期データをもとに、リターンの推移を整理してみます。
世界株式の長期リターン
まず、長期での平均的なリターンを整理すると、
■ 世界株式の長期データ(目安)
| 指標 | 数値(目安) |
|---|---|
| 平均リターン(年率) | 約5〜7% |
| 最大上昇(1年) | 約+30%前後 |
| 最大下落(1年) | 約−40%前後 |
※長期データをもとにした一般的な水準
実際の値動きはどうなっているか
例えば直近では、
2025年は
👉 世界株式は約+20%前後の上昇となりました。
平均(5〜7%)と比べると、
👉 年ごとの伸びは一定ではない
ことが分かります。
長期で見るとどうなるか
一方で、期間を長く取って見ると、
👉 世界株式は全体として上昇してきた
という特徴があります。
短期では上下を繰り返しながらも、
👉 長期では右肩上がりに近い推移
になっています。
なぜ右肩上がりになるのか
この背景には、
👉 世界全体の経済成長
があります。
企業の利益や生産活動が積み重なることで、
👉 株式市場全体も長期では拡大してきた
と考えられます。
「右肩上がり」の見え方
ただしここで重要なのは、
👉 きれいな直線で上がっているわけではない
という点です。
実際には、
- 大きく上がる年
- 大きく下がる年
を繰り返しながら、
👉 全体として上昇している
という形になります。
平均リターンとの関係
平均リターン(5〜7%)という数字は、
👉 この上下の動きをならした結果
です。
つまり、
👉 毎年この通りに増えているわけではない
という点も重要になります。
データから見えてくること
ここまで整理すると、
世界株式について見えてくるのは
👉 長期では成長している
👉 ただし、その過程は一定ではない
という点です。
まとめ
世界株式は、
👉 短期では上下を繰り返しながらも、
👉 長期では右肩上がりに近い形で推移してきました。
平均リターンは年率5〜7%前後とされることが多いものの、
👉 年ごとの動きは一定ではありません。
そのため、
👉 「長期では増えている」という点と、
👉 「その過程は安定していない」という点
の両方を整理しておくことが重要になります。
資産運用は、前提や捉え方によって
見え方が変わるテーマでもあります。
同じデータでも、どこに注目するかによって
受け取り方は変わります。
長期での動きと、短期での動き。
その両方を整理したうえで、考えていくことが重要になります。
こうした前提を整理するだけでも、
見え方が変わることがあります。

