住宅ローンの団信って何?種類の違いと費用を整理
住宅ローンを組むときに
「団信(団体信用生命保険)」という言葉を聞くことがあります。
多くの金融機関では、住宅ローンを借りる際に
団信への加入が条件になります。
ただ、
「団信って何?」
「普通の生命保険とどう違うの?」
「追加で保険料がかかるの?」
と疑問に思う人も少なくありません。
今回は住宅ローンの団信について、
仕組みと費用の考え方を整理してみたいと思います。
団信とはどんな保険?
団信とは「団体信用生命保険」の略です。
住宅ローンを借りている人が
死亡や高度障害になった場合、
住宅ローン残高が保険で返済される
という仕組みになっています。
例えば住宅ローン残高が
4000万円残っているときに万が一のことが起きた場合、
残りの住宅ローンは保険で完済されます。
そのため家族には
住宅ローンの返済が残らない仕組みです。
最近は団信の種類が増えている
現在は団信の種類も増えています。
代表的なものとしては次のようなものがあります。
一般団信
死亡・高度障害の場合に住宅ローン残高が保険で返済されるものです。
多くの住宅ローンではこの団信が基本になっています。
がん団信
がんと診断された場合に住宅ローン残高がゼロになるタイプです。
三大疾病・八大疾病団信
がん・心疾患・脳卒中などの病気になった場合に
住宅ローン残高が保障されるタイプです。
団信の費用は住宅ローン金利に含まれる
団信は通常の生命保険のように
毎月保険料を支払う仕組みではありません。
住宅ローンでは
金利の中に団信の費用が含まれる
仕組みになっています。
例えば住宅ローン金利が
**0.7%**と表示されている場合、
その金利の中に
団信の保障費用も含まれています。
保障を増やすと金利が上がる
ただし、がん団信など
保障を手厚くする場合は
住宅ローン金利に
+0.1%〜+0.3%程度
上乗せされるケースが多くなっています。
例えば住宅ローン金利が
**0.7%**の場合、
がん団信をつけると
0.8%(+0.1%)
になるといった形です。
4000万円の住宅ローンの場合
例えば住宅ローンが
4000万円の場合、
金利が
+0.1%
上がると、
年間の負担は
約4万円
増えることになります。
もし
+0.2%
の場合は
約8万円
程度の負担増になります。
つまり団信の保障を手厚くするということは、
住宅ローンの中で
年間数万円程度のコストを払って保障を増やしている
とも考えることができます。
団信も含めて住宅ローンを考える
住宅ローンを考えるときは
- 金利
- 返済期間
- 住宅ローン減税
などに目が向きがちですが、
団信という保険の部分
も大きな要素になります。
住宅ローンは金融商品であると同時に、
保険の要素も含んだ仕組みです。
家族構成やすでに加入している生命保険、
貯蓄なども含めて、
ライフプラン全体の中で考えることが大切になります。
もし
「団信はどこまで必要なのか」
「住宅ローンをどう考えればよいのか」
迷うことがあれば、
一度全体を整理してみるのも一つの方法かもしれません。

