将来の目標額から考える毎月の積立額
資産形成を始めるとき、
「毎月いくら積み立てればいいのか」
と迷うことがあります。
NISAなどで積立投資を始める人も増えていますが、
毎月の投資額をなんとなく決めてしまうケースも少なくありません。
一つの考え方として、
将来の目標額から積立額を考える
という方法があります。
今回は、簡単な例で考えてみます。
目標額から資産形成を考える
例えば、
65歳までに2000万円
という目標を設定したとします。
積立投資では、運用によるリターンもあるため、
毎月の積立額は投資期間によって変わります。
参考になる株式市場の平均リターン
長期投資の参考としてよく使われるのが、
株式市場の平均リターンです。
代表的な指数としては
S&P500(米国株)
MSCI World(世界株)
があります。
過去の長期データを見ると、
S&P500の平均リターンは
年率約7〜10%
MSCI Worldは
年率約6〜8%
程度と言われることが多く、
長期投資ではこの範囲を前提に考えるケースもあります。
今回は少し控えめに、
年率5%
で試算してみます。
30歳から始めた場合
30歳から65歳までは
35年間
あります。
年率5%で運用できた場合、
2000万円を作るための積立額は
月約1.6万円
になります。
長い時間を使えるため、
毎月の積立額は比較的少なくなります。
40歳から始めた場合
40歳から65歳までは
25年間
です。
同じく年率5%で計算すると、
必要な積立額は
月約3.4万円
になります。
投資期間が短くなるため、
毎月の積立額は大きくなります。
50歳から始めた場合
50歳から65歳までは
15年間
です。
この場合、
必要な積立額は
月約8万円
程度になります。
投資期間が短いほど、
積立額は大きくなります。
投資では「時間」も大きな要素
同じ2000万円という目標でも、
30歳
40歳
50歳
とスタート時期が変わると、
必要な積立額は大きく変わります。
長期投資では、
時間そのものが大きな資産
とも言われます。
積立額はライフプランの中で考える
もちろん、
投資リターンは将来保証されるものではありません。
また、
- 家計の状況
- 将来の収入
- 生活スタイル
によっても、
無理のない積立額は変わります。
資産形成では、
目標額
投資期間
家計
を整理して考えることが大切になります。
もし
「毎月どのくらい積み立てればよいのか」
迷うことがあれば、
一度全体を整理してみるのも一つの方法かもしれません。

