住宅ローン減税って何?お得なの?
住宅ローンを検討すると
「住宅ローン減税があるから税金が安くなる」と言われることがあります。
住宅を購入する際によく聞く言葉ですが、
そもそも住宅ローン減税とはどのような制度なのでしょうか。
そして本当にお得なのでしょうか。
今回は住宅ローン減税の仕組みを整理してみたいと思います。
住宅ローン減税とはどんな制度?
住宅ローン減税とは、
住宅ローンを利用して住宅を購入した場合に、
一定の条件を満たすと所得税などが控除される制度です。
現在の制度では、
年末の住宅ローン残高の0.7%
が税額控除されます。
例えば住宅ローン残高が4000万円の場合、
0.7%なので
年間28万円
が所得税などから控除されることになります。
この控除は、原則として最大13年間受けることができます。
住宅購入を後押しする制度として、多くの人が利用しています。
「実質金利がマイナス」と言われる理由
住宅ローン減税が注目される理由の一つに、
実質金利がマイナスになる
と言われることがあります。
例えば住宅ローン金利が
0.4%
だった場合、
4000万円のローンの利息は
約16万円
です。
一方で住宅ローン減税は
28万円
の控除になります。
この場合、
支払う利息より控除額の方が大きい
ため、
「実質的には金利がマイナス」と言われることがあります。
ただし金利が上がると状況は変わる
しかし、この関係は金利によって変わります。
例えば住宅ローン金利が
0.9%
になると、
4000万円のローンの利息は
約36万円
になります。
この場合、
減税額より利息の方が大きくなります。
つまり、
住宅ローン減税があるから
必ず得になるとは限らない
ということです。
住宅ローンは「得か損か」だけでは決められない
住宅ローンについては
- 減税があるから借りた方が得
- 金利が低いから繰上げ返済しない方がいい
といった話を聞くことがあります。
しかし実際には
- 金利
- 税制
- 家計
- 将来の収入
- 資産運用
など、さまざまな要素が関わります。
そのため
住宅ローンが得か損か
という単純な話だけで判断するのは
難しいテーマでもあります。
住宅ローンはライフプランの中で考える
住宅ローンは、
多くの人にとって人生の中でも大きな金融判断です。
大切なのは、
- どのくらいの期間で返済するのか
- 将来の収入はどうなるのか
- 資産運用とのバランスをどう考えるのか
といった点を整理することです。
住宅ローン減税という制度も含めて、
ライフプラン全体の中で考えていくことが大切になります。
もし
「住宅ローンをどのように考えればよいのか」
「繰上げ返済と資産運用をどう考えるべきか」
迷うことがあれば、
一度考え方を整理してみるのも一つの方法かもしれません。

