ひとり親控除って何？

 

ひとり親控除とは、その年の総所得金額から35万円を所得控除するという税制上の措置です。

所得控除とは所得の合計金額から差し引くというものです。

 

ざっくりと一例を記載します。

 

例えば課税される所得金額が100万円だった場合、税率は5％になります。

100万円×5％＝5万円

5万円を所得税として納税します。

 

上記にひとり親控除が適用された場合

（100万円－35万円）×5％＝3万2500円

 

5万円-3万2500円＝17500円

 

上記の例だと17500円、納税額が減ります。

 

いつから？

 

令和2年以後の所得税について適用されます。

 

具体的には令和2年分以後の年末調整、及び確定申告について適用されます。

 

ひとり親控除の要件は？

 

①生計が一緒の総所得金額が48万円以下の子がいること。

②合計所得金額が500万円以下であること。

③納税者と事実上婚姻関係と同様の事情にあると認められる一定のものがいないこと。

 

ひとり親は、婚姻歴の有無や性別に関わらず、その者と生計を一にする子を有するなど

上記要件を満たす単身者が該当します。

 

家庭環境の変化があった場合、将来のライフプランにも変更があります。

 

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