住宅の持ち方には所有だけでなく賃貸や社宅、定期借地権住宅などの選択肢があります。

どれがいいということはなく、ご自身のライフプランに合わせた選択をすることが重要になります。

 

それぞれのメリットとポイントをまとめてみました。

 

【所有権】

ローンの返済が終われば定年以降に収入が減ってからの住宅費負担が軽くなるのが大きなメリット。ローン返済の負担や頭金の準備が必要になる。

【定期借地権】

借地権とは土地だけ借りて建物は所有する方法。頭金や毎月のローン返済が所有権に比べて少ないため、定年後も含め経済的に余裕のある生活ができることがメリット。しかし借地期間終了後は土地を更地にして地主に返すことが原則となっている。

【賃貸】

家族構成の変化や転勤などで住まいを変える場合に対応しやすいのがメリット。しかししっかり貯蓄しておかないと老後の住宅費負担に対応できなくなる恐れがある。

【社宅】

定年までの住宅費負担がもっとも少ないのがメリット。しかし終身雇用制度の崩壊や企業福祉の見直しなどで必ずしも定年まで安心して住み続けることができなくなった。

 

 

以上のポイントを踏まえながらご自身にあった方法を選択してみてください。

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